旬のレシピ

じゅんさい

 

 低カロリーで機能性食品として再注目されている「じゅんさい」。
 澄んだ淡水の池沼に生えるスイレン科の多年草のじゅんさいは、かつては日本各地に自生していましたが、環境開発や水質の悪化等で減少し、今では地域により絶滅危惧種にも認定されています。秋田県の三種(みたね)町は、昭和45年の減反政策で水田の転作作物としてじゅんさいの栽培を始め、今では流通量の80%以上を収穫する一大産地となりました。
 水中にある寒天質の粘膜に覆われた若芽や幼葉を収穫するじゅんさいですが、旬の5~8月に沼に木桶を浮かべ、手で水面に浮かんだ葉をかき分けて一つ一つ摘み取る様子は、この地方の夏の風物詩となっています。
 じゅんさいは、水分が約98%の食物繊維を多く含む低カロリー食品で、ダイエットや腸内環境を整える効果が期待されます。中国では古くから胃腸の調子を整え、冷えを改善するとして薬膳料理にも使われ、日本でも古くから高級食材として珍重されていました。近年、葉に豊富なポリフェノールが含まれることがわかり、動脈硬化予防も期待されています。料理では味よりもツルリとした食感を楽しみ、酢の物、和え物、汁の実、天ぷら等に使われます。
 じゅんさいは、ゼリー質が透明でぬめりがあり、小ぶりでそろったものが良品。保存は生のものは冷蔵庫で2~3日、下茹でしたものは約1週間です。茹でるときは、熱湯に入れ、緑色に変わったらすぐに冷水で冷やしましょう。通常、産地以外では生のものが手に入りにくいため、茹でたものをビンやビニール袋に入れて販売しています。

 今回はグラスにちょっとオシャレに盛り付けて、じゅんさいを目でも楽しみながら味わってみましょう。まだこの食感を体験したことのない方は、ぜひ、この6月にじゅんさいを召し上がってみませんか~?


           じゅんさい

 だって6月の野菜≒「June菜」っていうでしょう・・・(^^)

 

 

「じゅんさいのつるーり☆グラスdeミルフィーユ ~和風仕立て~」 白だしで手軽にじゅんさいをいただきましょう♪

材 料(2人分)
じゅんさい(水煮) 100g
カニカマ 4本
長芋 12cm(約100g)
(A)白だし+水 小さじ2+100cc
わさび 適量
醤油 適量
 

作り方

1 じゅんさいはさっと水で洗い、水気をきる。カニカマは縦に細くほぐす。長芋は長さ6㎝、幅約1mmの極細千切りにする。 
2 グラスにカニカマ、長芋、じゅんさいの順に入れ、Ⓐを静かに脇から下まで注ぎ入れる。よく冷やして、わさびを中央にのせ、好みで醤油をかけていただく。

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