旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

シシトウ

 辛い物に当たってびっくり、野菜界のロシアンルーレットの異名を持つ!?獅子唐辛子。別名は「シシトウ」。先端が獅子の口に似ていることよりこの名が付けられたといわれています。旬は6〜9月。

 シシトウはピーマンと同じ唐辛子の甘味種のため甘く柔らかいのですが、まれに当たる辛味は、高温や水分不足、受粉状況などにより発生するといわれています。市場流通では辛い物はおおよそ除かれ出荷されています。家庭菜園の場合は、種が少ない、皮が黒っぽい、形がいびつなものに辛い物が多いといわれていますが、見分けるのはなかなか難しいようです。

 シシトウはピーマンとほぼ同成分の栄養を含み、美肌効果のあるビタミンCやカロテン、また、ビタミンCの吸収を助けるビタミンPを含むため、血管を丈夫にする働きもあります。小さいながら、ほとんどのビタミン、ミネラルがピーマンより多いという優秀野菜ですので、ピーマンの苦手な方は、シシトウを上手に利用しましょう。

 選ぶ時は、切り口がみずみずしく、皮に張りがあり緑色が鮮やかなものを。保存は新聞紙で包みビニール袋に入れ、野菜室に。

 調理は、揚げ物、焼き物、炒めものなどに使いますが、皮が破裂するのを防ぐために、包丁や楊枝で穴を開けてから調理します。

 今回の料理は、暑い夏にぴったり!シシトウとプチトマト、シラスもカリッとトースターで焼いて、食欲をそそる酢とゴマ油に漬け込み、よく冷やしてからいただきます。トマトは加熱すると、抗酸化物質であるリコピン(赤色色素)の吸収率がアップして甘くなり、油と一緒に摂ることでもリコピンとカロテンの吸収がよくなります。また、酢はシラスのカルシウムの吸収を助けるので、簡単なのにとても理にかなった料理法なのです。 では、最後に少しクイズを楽しみましょう。

 「イノシシとウナギ」の中間の生き物はなんでしょう? ヒント・・・緑色の生き物です。 (答えは、下段)

 クイズは簡単でやさしかったでしょう?今回のレシピも包丁いらずで簡単、体にも優しい料理ですので、ぜひ夏休みにお子様と一緒に楽しんでみてくださいね♪

 答え・・・・シシとウ(獅子唐)

暑い夏に涼しく調理!包丁・まな板いらず☆トースターで簡単!
シシトウとプチトマトの冷製ポン酢漬け
料理の写真
(材料2人分)
  • シシトウ・・・・・・・・・・・10本
  • プチトマト・・・・・・・・・・6こ
  • シラス(上乾き)・・・・・大さじ4
  • ポン酢しょうゆ・・・・・・大さじ4
  • ごま油・・・・・・・・・・・・小さじ2
  • 白ごま・・・・・・・・・・・・少々

◇◆ 作り方 ◆◇

  • ボールに、数か所楊枝で穴を開けたシシトウとプチトマト、シラスを入れ、ごま油小さじ1を全体にまぶす。
  • アルミホイルに@を平らに広げ、トースター(1300W)で約4分焼く。(途中、上下を返す)
  • @のボールにポン酢、ごま油小さじ1を入れ、熱々のAを加え合える。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、お皿に盛り付けて白ごまを振る。