旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

ハネジュ―メロン

 「蜂蜜のしずく」という意味の名前の果物はなんでしょう?

 答えは、「ハネジュ―メロン」(Honey dew melon)です。名前のとおり蜂蜜のように甘く果汁はたっぷり、果肉が乳白色か薄緑色のノーネットメロンです。輸入メロンの代表格で、主にアメリカ、メキシコから輸入され、日本の露地メロンの旬である5〜8月以外にも年中店頭に並びます。大型で価格がお手頃なうえ、果肉も多くしっかりしているので、カットフルーツやケーキ、ジュースなどにも使われます。ちなみに「ホームランメロン」は、ハネジュ―メロンの白と緑を掛け合わせてできた品種です。

 カリウムが多く食物繊維を含むため、むくみの解消、高血圧や便秘の予防など、また、果糖、ショ糖、ブドウ糖も多いため、疲労回復効果も期待されます。

 選ぶ時は、重量感があり表面に張りがあるものを。熟すと白い皮がやや黄色みを帯びてきます。 他のメロンより日持ちし、熟したものは丸のままラップに包んで冷蔵庫で2〜3週間。カットしたものはその日のうちにいただきましょう。

 今回は、メロンの簡単な演出法をご紹介します。ゼリーを作るときは、メロンのタンパク質分解酵素が動物性のゼラチンを溶かしてしまうため、加熱して酵素の働きを止めますが、今回は海藻から作った植物性ゼリーの素「アガー」を使うため、メロンを加熱する手間がなく、熱に弱いビタミンも残ります。また、アガーは寒天より透明度が高く、40℃で固まり夏の常温でも溶け出さないので、これからの季節にはぴったりですよ。メロンの器に、百均でも購入できる「くり抜き器」で作ったコロコロメロンとゼリー液を入れるとあら不思議!お手頃価格のメロンがちょっと豪華なデザートに早変わり〜☆

 あなたもこのメロンゼリーを食べると、ハネジュ―メロンの甘さとジューシーさにメロメロンになるかも!?

お手軽価格メロンを、ちょっと豪華に演出♪
コロコロ☆ハネジュ―メロンのアガー白ワインゼリー
料理の写真
(材料4人分)
  • ハネジュ―メロン・・・・・・・・・・・・・1/2玉分
  • アガー(植物性ゼリーの素)・・・・4g
  • 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50g
  • 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・200cc
  • (A) (白ワイン 100cc,レモン汁 大さじ1)
  • ミントの葉(好みで)

◇◆ 作り方 ◆◇

  • ハネジューメロンをくり抜き器(直径3p)でくり抜き、約20個のボールを作る。残りの実を器になるように削り取り荒みじんにして、ざるで果汁(※)を軽く切っておく。
  • アガーと砂糖をよく混ぜてから、水に少しずつ加えて混ぜ加熱する。軽く沸騰したら火を止めて人肌に温めた(A)を加え混ぜる。
  • 器に荒みじんのメロン、@のメロンボール半量の順に入れAを注ぎ、軽くとろみがついたらメロンボール半量を入れ、さらに残りのAを薄くかける。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、ミントの葉を飾る。

  • ※果汁はジュースとしていただきます。
    *お子様にはノンアルコールワインか、加熱してアルコールを飛ばしてから使用。