旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

ごま

 「開け〜ゴマ!」 今年あなたの幸せの扉は、もう開きましたか?私ごとですが、今月で連載を始めて早や7年目を迎えました。ご愛読下さっている皆様に感謝致しますとともに、引き続き継続できる幸せを感じています。

 熱帯アフリカ原産のゴマは、紀元前3000年にはエジプトで栽培され、日本には縄文時代頃中国より伝わり、奈良時代には重要作物として栽培されていました。殺生を戒める仏教では精進料理の栄養豊富な食材として重宝され、アラビアンナイトの物語では財宝が眠る洞窟の扉を開ける呪文となるなど、ゴマは古くから世界各国で親しまれてきました。

 風味がマイルドな「白ゴマ」、香りに個性があり皮に抗酸化作用のあるアントシアニンを含む「黒ゴマ」、ゴマの中で香りが一番高くコクもあり懐石料理に使われてきた「金ゴマ」などがありますが、栄養的にはそれほど違いはありません。

 ゴマには、必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質や、リノール酸、リノレン酸、オレイン酸など、コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす脂質が多く、その中でも「セサミン」は抗酸化作用が強く、アンチエイジング効果が期待されています。ゴマ油が他の油より酸化しにくいのは、このためです。他には、ビタミンB1、B2、血流を促すビタミンE、カルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルを豊富に含みます。

 ゴマの栄養をしっかり吸収するためには、炒ったり、すって固い皮を除くことが必要ですが、酸化を防ぐために直前にすりつぶすのがお勧めです。

 選ぶ時は、粒が揃っていてふっくらツヤがあるものを。開封後は密封容器に入れ、冷蔵庫に入れて1ヶ月を目安に使いましょう。

 今回の料理は、骨ごといただくシシャモとの組み合わせでカルシウムがたっぷり!おつまみやお弁当にもピッタリな、プチプチとした食感も楽しめる骨粗しょう症予防レシピです。

 白、黒、ミックスのゴマの衣装をまとったシシャモ。あなたはどの衣装のシシャモの味がお好みですか?それぞれのゴマの味を楽しんでみて下さいね。

 「開け〜ゴマ!」

 ごまんとある幸せの種から、たくさんの幸せの扉が開きますように・・・

簡単!ゴマと子持ちシシャモのプチプチが楽しい、骨強化レシピ♪
ホワイト&ブラック☆ゴマ衣のシシャモ揚げ
料理の写真
(材料 10匹分)
  • ゴマ(白、黒)・・・・・・・・・各大さじ5
  • シシャモ・・・・・・・・・・・・・・・・・10匹
  • 卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1こ分
  • 小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
  • 付け合わせ(大葉、くし切りレモン)
                 ・・・・・各適量
  • たれ(マヨネーズ、七味唐辛子)
                 ・・・・・各適量
  • 揚げ油・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

◇◆ 作り方 ◆◇

  • 小麦粉の入ったピニ―ル袋にシシャモを入れて軽く振り、薄くまぶす。
  • 泡立て器でよく溶いた卵白に、@のシシャモを付け、白、黒のゴマをまぶす。
  • フライパンに1p程度入れた170℃の油でAを揚げ、焦げないように中まで火を通す。付け合わせとともにお皿に盛り、好みでレモン汁とたれを付ける。