旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

芽キャベツ

 ベルギー生まれの芽キャベツ。ところで芽キャベツの成っている姿を見たことはありますか?ひしキャベツの姿にキャー(ベツ)の野菜みたい!と驚くことまちがいなし。

 キャベツは普通一株に1個できますが、芽キャベツは、太く直立に伸びた1本の茎にピンポン玉が約60個も連なるように成るのです。別名は子持ち甘藍。この様子より子孫繁栄の縁起をかついで、結婚式の料理にもよく登場します。旬は晩秋〜冬。特に寒くなると甘みが増し美味しくなります。

 栄養はその小さな姿に似合わず、ビタミンCはキャベツの4倍、レモンの1.5倍と多く、カロテンはキャベツの14倍も含むため、皮膚を丈夫にしたり、風邪予防効果も期待できます。血液凝固を助け、骨を丈夫にするビタミンK、細胞の生成を助ける葉酸、食物繊維などもキャベツより多く含みます。抗がん作用が期待できるイソチオシアネートも含みます。

 選ぶ時は、緑色が濃く巻きがしっかりしていて重さがあり、大きさ・色・形が揃っているものを。湿らせたキッチンペーパーなどで包み、袋に入れて冷蔵庫で保存します。

 料理はお肉の付け合わせにしたり、炒めもの、シチュー、グラタン、煮物、和え物、天ぷら、漬けものなどにします。少々ほろ苦さがあるため、サラダにする時は下茹でしてから使います。茎のところに十文字の切り込みを入れるとむらなく茹でられます。また長時間煮込むと煮崩れしやすいので気をつけましょう。

 今回は、アンチョビーの塩気と蒸し煮をすることで、芽キャベツの甘みを引き立て、にんにくの旨味でコクをプラスした、おつまみにもなる料理です。

 栄養豊富でコロコロと可愛い芽キャベツ♪ぜひ手軽なこの料理で一度いただいてみて下さいね。

盛り付けでちょっとオシャレに♪
芽キャベツとアンチョビーの炒め蒸し煮
料理の写真
(材料 約8こ分)
  • 芽キャベツ・・・・・・・・・・・・・・約8こ
  • にんにく・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片
  • アンチョビー(フィレ)・・・・・・・4枚
  • 鷹の爪・・・・・・・・・・・・・・・・1/2本
  • オリーブ油(エキストラバージン)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1

◇◆ 作り方 ◆◇

  • フライパンにみじん切りしたにんにくとアンチョビー、小口切りの鷹の爪、オリーブ油を入れ弱火で熱し香りが出たら、茎に十字の切れ込みを入れた芽キャベツを転がしながら約1分炒める。
  • @に水100cc加えて蓋をし、中火〜弱火で約7分蒸し煮する。