旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

落花生

 「()()()()!!」と誰かに命令されたわけでもなく、自ら花を落として地中にもぐり込み実を付ける「落花生」。このように花が落ちてできることより名前が付いた落花生は、「ピーナッツ」ともいわれます。名前からナッツ(木の実)と思いがちですが、実は、土の中にできる「豆」なのです。

 また、乾燥物が年中出回り、ビールのおつまみの定番でもあることと、「ピー(ナッツ)」!というだけあって?夏が旬と思いがちですが、旬は今の初秋なのです。

 保存がきかないため、産地以外なかなか出回らない殻つき生落花生ですが、もし手に入ったらぜひ塩茹でに。殻つきのまま海水程度(3%強)の水に入れ強火にかけ、沸騰後は弱火で約1時間茹でます。火を消してそのまま約30分蒸らしたら出来上がり。乾燥したものとまた違った食感と極上の味が楽しめますよ。

 落花生は、美肌・若返りのビタミンと言われるビタミンEやビタミンB?、タンパク質を多く含み、骨の健康に欠かせないカルシウムとマグネシウなどミネラルもバランスよく含みます。脂質はコレステロールを抑制するオレイン酸やリノール酸が豊富なうえ、整腸を助ける食物繊維や善玉菌の餌となるオリゴ糖も含みます。そして、アルコールの代謝を助けるナイアシンを含むため、おつまみにするのは栄養的にも理にかなっているのです。

 ところで、落花生の茶色い薄皮はむいて食べますか?この薄皮には、赤ワインと同じ強い抗酸化物質の「レスベラトロール」が含まれているので、健康のためにぜひいただきましょう。また、殻にはシックハウス症候群の原因の一つ、ホルムアルデヒドを吸収する働きもあるという研究発表もあり、落花生は捨てるところがない健康野菜です。

 このように、ほぼバランスの良い栄養がある落花生ですが、ほとんど含まないビタミンがあります。それは美肌ビタミンのビタミンCとβ‐カロテン。ということで、今回の料理は、このビタミンを多く含む旬の「カボチャ」と組み合わせてみました。さらに、落花生の油がカボチャのβ‐カロテンの吸収を助けるので、まさにゴールデンコンビです♪

 夏に日焼けしたあなたの肌も、この落花生美肌ボールで、美肌ゴールへまっしぐら!?

お子様のおやつにも、お弁当にもピッタリ!
落花生と栗カボチャの美肌☆ボール 
料理の写真
(材料直径約3pのボール8個分)
  • 落花生(素煎り薄皮付き)・・・30g
  • 栗カボチャ・・・・・・・・・・・・・150g
  • 粉チーズ(クラフト)・・・・・・大さじ1
  • 塩、胡椒・・・・・・・・・・・・・・各少々
  • 付け合わせ(プチトマト、レタス)
                     各適量

◇◆ 作り方 ◆◇

  • 皮つき栗カボチャは種を取り、ラップで包みレンジで約3分加熱(600W)する。フォーク等でつぶし、粉チーズを混ぜ、塩、胡椒で味を整えてラップを使い直径3pのボール状にする。
  • 落花生は ビニール袋に入れ、すりこぎ等で叩いて粗くつぶし、さらに袋の上から軽くもみ薄皮を細かくする。
  • @にAまぶし、付け合わせとともにお皿に盛り付けて粉チーズ(分量外)を振りかける。