旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

アレッタ

 上はブロッコリー、下はケール!?三重県(津)発祥の新野菜登場!その名は、つぼみ、葉、茎も食べられる「アレッタ」です。

アレッタ
アレッタ♥

 アレッタは、ブロッコリーと青汁の原料の「ケール」(キャベツの原種)を組み合わせてできた野菜で、この名をご存じの方は、相当の野菜通です。というのも、近年流通が始まったばかりで、旬もブロッコリーの旬(11〜2月頃)が終わる3〜4月の約2カ月ととても短いのです。現在、三重県内では主に松阪で栽培されています。

 栄養は青汁の原料ケールの良さが十分入っていて、ブロッコリーと比べると、抗酸化作用のあるカロテンはつぼみで3倍、葉で9倍、血液凝固や骨の健康に必要なビタミンKはつぼみで3倍、葉で5倍、ナイアシンはつぼみで3倍、葉で2倍、細胞の再生に必要な葉酸はつぼみでほぼ同量、他にもビタミンCを多く含みます。

 選ぶ時は緑色が濃く、切り口がみずみずしいものを。保存はビニール袋で冷蔵庫に入れ、早い目に使いましょう。料理はベーコンや肉と炒めたり、天ぷら、和え物、汁物等、葉は青汁としても利用できます。

 アレッタの旬である3〜4月は、別れと出会いの季節ですね。卒業、入学、入社、合格祝いなど・・・各パーティーに、蒸し茹でしたアレッタを、花束のようにコップに盛り付けて料理を演出してみませんか?ブロッコリーに比べるととても甘味が強く、味付けなしでも美味しい野菜です。珍しい野菜への驚きと、アレッタの甘さにきっとパーティーの場も和むことでしょう。

 「アレッタ」(ALETTA)とはイタリア語で「魅力的なもの」「小さな翼」という意味です。栄養豊富なアレッタを食べると、あなたの魅力もアップして新生活でより羽ばたけるかも!?

 ぜひ、この3〜4月は店頭で「アレッタ」を探してみて下さいね。 

 まだ珍しい「アレッタ」を見つけた時の第一声は・・・? 「あれっ!あった〜!!」

  蒸し茹ででエコ&甘味と旨味も凝縮♪
アレッタとエビの花束サラダ 
 〜タルタル&明太マヨネーズディップ添え〜
料理の写真
* 材料 (4人分) *
  • アレッタ・・・・・・・・・・・・・・・・200g
  • ボイルむきえび・・・・・・・・・・8匹
  • 塩小さじ・・・・・・・・・・・・・・・・1/8
  • 赤パプリカ(スライス)・・・・・適量
  • 茹で卵・・・・・・・・・・・・・・・・・1こ
  • 玉ねぎのみじん切り・・・・・・大さじ2
  • (A)(マヨネーズ大さじ2、
    レモン汁小さじ1
    パセリのみじん切り小さじ2、
    明太子大さじ2)
  • (B)(マヨネーズ大さじ2、
    レモン汁小さじ1)

◇◆ 作り方 ◆◇

  • フライパンに根元の太いところに縦に切れ込み入れたアレッタを入れ、塩を全体に振り、水100cc加えて蓋をして強火で3分蒸し焼きにする。水にさらさずに手早くざるに取り、うちわ等であおいで冷ます。
  • 水でさらし布巾で水分をよく切った玉ねぎと、細かくみじん切りにした茹で卵を(A)と混ぜる。明太子は卵を薄皮から包丁でしごき出して、(B)と混ぜる。
  • グラスにアレッタとパプリカを入れ、縁にえびを飾り、Aのディップを付けていただく。