旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

グリーンピース グリーンピースイラスト

 平和の色「グリーン」。ところで、「平和」を英語でpeace(ピース)といいます
が、グリーンピースのピースは「えんどう豆」(peas(ピース))のことなのです。
「えんどう豆」には若莢を食べるもの(さやえんどう)や若莢と実を食べるもの(スナップエンドウ)、完熟豆を食べるものなどがありますが、グリーンピース(実えんどう)は完熟する前の未熟な豆を食べる種類です。グリーンピースが完熟すると「うぐいす豆」などに使われる青エンドウになります。ちなみに「みつ豆」 の豆は、完熟した赤エンドウです。

 グリーンピースは缶詰や冷凍で年中出回りますが、旬の4〜6月の甘く香り豊かなものは、ぜひ豆ご飯などにしていただきたいですね。グリーンピースは、人の体で作れない「リジン」という必須アミノ酸を含み、ちょうどお米に含まないリジンを補うので、豆ご飯は理想的な組み合わせなのです。

 グリーンピースの主な栄養はタンパク質と糖質ですが、さやえんどうより栄養豊富で、ビタミンB1、B2、B6やカルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル、食物繊維などをバランス良く含みます。

 選ぶ時は、莢がみずみずしく張りがあり、ふっくらとした丸みがあるものを。むき実の場合は、粒がふっくらした鮮やかな緑色のものを。莢から出すと硬くなるので、できれば莢つきのものを選びましょう。

 保存はビニール袋に入れて冷蔵庫で1〜2日か、塩ゆでして冷凍保存します。茹でたあと急冷すると豆にしわが入りやすいので、茹で汁に漬けたままゆっくり冷まします。

 丸くて可愛いグリーンピースですが、子供にはピーマン、人参、しいたけと同様に、好みの分かれる野菜のようです。そこで今回は、苦手な子供も楽しめる宝石のようなグリーンピースがたっぷり入った甘〜いマフィンを作ってみました。

「えんどう」は愛と幸運の象徴と言われています。そして、えんどうの花言葉は「必ず来る幸福」!
 震災後の今の日本に、緑(green(グリーン))の野菜が安心していただける、豊かで平和(peace(ピース))な日々が早く訪れますように・・・。

緑(green(グリーン))の宝石がたっぷり☆甘〜く平和(peace(ピース))な気分♪
「グリーンピース(green peas)マフィン」
料理の写真
材料 (直径5p高さ5pのカップ約4〜6個)
  • グリーンピース(莢から出した分量)
                ・・・・・・・80g
  • 卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2個
  • バター・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
  • グラニュー糖・・・・・・・・・・・・80g
  • 牛乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・60cc
  • 練乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
  • A(水200cc、砂糖大さじ4、塩少々)
  • B(小麦粉180g、アーモンドパウダー20g、べーキングパウダー、小さじ2)

◇◆ 作り方 ◆◇

  • 小鍋でAを沸騰させ、グリーンピースを入れ約3分煮て、そのまま冷ます。
    バターは室温で柔らかくしておき、オーブンを180℃に予熱しておく。
    Bはふるっておく。
  • グリーンピースの水分をきって、トッピング用に約20粒別にとっておき、残りをミキサーで牛乳とともに入れクリーム状にする。
  • バターをボールでなめらかに練り、グラニュー糖を加えよくすり混ぜる。次に練乳を入れて混ぜ、白っぽくなったら、卵を少しずつ入れてよく混ぜる。
  • ③にB、クリーム状の②を入れ、下からすくい落とすように粉がなくなるまでさっと混ぜる。(粘りが出るので混ぜすぎないように。)
  • マフィンカップの7分目まで④を入れ、グリーンピースをトッピングし、180℃のオーブンで約25分焼いて出来上がり。
  • ✽ラップして1日おくと、しっとりしておいしいですよ♪