旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

パセリ イラスト

 今月は「パセリ」です。
 付け合わせで料理に彩りを添えるパセリですが、名脇役の役目を終えると、お皿にポツンと残されてしまう悲しい運命でもあります。
 しかし、パセリが添えらているのは彩りだけのためではないのです。殺菌作用や食欲増進作用のほか、脂っぽい料理の口をサッパリさせたり、匂いの強い料理の後で食べると口臭予防にもなるのを知っていましたか?しかも、ヨーロッパでは紀元前から薬用としても利用されてきた優秀な野菜なのです。

 日本には18世紀に入ってきましたが、まだまだ、脇役の域を脱していないようですので、ここで名誉挽回しておきましょう!
 パセリは、抗酸化作用のあるβーカロテンを人参と同量含み、風邪予防、美肌効果のあるビタミンCの含有量は野菜の中でトップクラス。他にも代謝を良くするビタミンB1、B2、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルも豊富にバランスよく含んでいます。付け合わせだけでは本当にもったいないですね。健康のためにも、みじん切りにしてスープの浮き身やパスタ、マヨネーズ、オムレツなどに混ぜてどんどんいただきましょう。

 保存は、茎のところを水に挿してビニール袋をかぶせて立てておくと長持ちします。みじん切りにして冷凍やレンジで乾燥させると長期保存も可。しかし、もっと簡単な方法があります。洗ったパセリを葉と茎に分けて、それぞれをビニール袋で冷凍し、葉の方は凍ったまま袋の上から揉むと切らずにみじん切りができます。茎のほうもたくさんたまったらスープを作る時、セロリなどと一緒にブーケガルニとして入れるとワンランク上の風味が楽しめます。あくまでも風味付けですから、最後に取りだすのを忘れずに。
 選ぶときは、緑色が濃く張りがあり、細く縮れているものを。

 今回の料理は、パセリを衣に混ぜて揚げてみました。揚げると独特の香りが気にならずパセリがたっぷりいただけます。また衣に片栗粉とマヨネーズを入れることでサクサク感をアップさせました。
 では、パセリ&チーズ風味のサックリ衣で包まれたフワフワのたら(鱈)を楽しんでみて下さいね。

外はサクッ! 中はフワ〜☆ (たら)のパセリ衣さっくり揚げ〜チーズ風味〜
料理の写真
* 材料 (4人分) *
  • 生たら・・・(塩なし、4切れ約300g)
  • A(白ワイン大さじ2、塩小さじ1/8、こしょう少々)
  • B(小麦粉1/2C、片栗粉1/2C、水150cc、マヨネーズ大さじ2)
  • パセリの葉・・・・・・・・・・・・・30g
  • 粉チーズ(クラフトパルメザンナチュラルチーズ)・・・・・・・・・・・・・40g
  • 付け合わせ(サラダ菜、プチトマト、カットレモン各適量)
  • C(ケチャップ大さじ4+レモン汁小さじ1)

◇◆ 作り方 ◆◇

  • たらの骨を除いて一口大に切り、Aで下味を付けて約10分おく。パセリはみじん切り。
  • Bの衣をよく混ぜ合わせた中に、パセリ、粉チーズを入れ混ぜる。
  • (1)のたらに、(2)の衣をからめて170℃の油でサックリ揚げる。
  • お皿に(3)と付け合わせを盛り付け、好みでCを付けていただく
  • ☆衣だけ揚げてもスナック感覚でパセリがいただけますよ。