旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

カリフラワー カリフラワーイラスト

野菜の白いブーケ「カリフラワー」。 太陽をタップリ浴びてたくましく育つブロッコリーとは対照的に、カリフラワーは日に当たらないようにしっかり葉に包まれて育った色白美人の箱入り娘?なのです。

 日本には明治初期に入ってきましたが、最初はあまり広まることなく高級料理店の付け合せに使われる程度でした。一般的になったのは1960年代に入ってからです。1980年代からの緑黄色野菜ブームにより、今ではブロッコリーに押されぎみですが、かつてはカリフラワーの方が多く食べられていました。カリフラワー主に白色ですが、黄色、紫色のものもあります。

 カリフラワーのビタミンCは生のままではブロッコリーに劣りますが、熱に強いため加熱後はブロッコリーと同じくらいの量となります。カリフラワーは箱入り娘ながら、風邪予防・美肌効果のあるビタミンCの補給に、とても秘めたパワーを持っているのです。100gで1日に必要なビタミンCの量が取れるほどで、他にビタミンB1、ビタミンB2、カリウム、食物繊維なども含みます。

 ちなみにカリフラワーは、人参、きゅうりと同様にビタミンCを破壊する酵素ももっているので、ジュースなどに使用する時はその酵素の働きを抑えるために軽く加熱してから加えて下さい。サラダ等ではドレッシングに酢を加えることでも効果がありますよ。

 選ぶ時は蕾が固くしまり茶色のシミなどがなく白いもの、外葉に張りがありずしりと重いものを選びます。保存はラップ等で包み冷蔵庫の野菜室に立てておきます。  料理する時は、アクを除き白く仕上げるため熱湯に小麦粉か酢を加えて茹でます。酢は多少歯ごたえが良くなるためサラダ向き。小麦粉は甘く柔らかくなるのでグラタン等に向きます。

 今回の料理はエビと一緒にカリフラワーを温サラダでいただきます。エビの旨みが入ったカレーソースが食欲をそそりますよ。  真っ白いカリフラワーで、素敵な温かいホワイトクリスマスを演出してみませんか?

カリフラワーでホワイトクリスマス! カリフラワーとエビの温サラダ・カレーソース添え
料理の写真
* 材料 (4人分) *
  • カリフラワー・・・・・・・・・400g
  • エビ・・・・・・・・・・・・・・・中12匹
  • 白ワイン・・・・・・・・・・・・大さじ2
  • 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
  • 水溶き片栗粉
    (水+片栗粉、各小さじ2)
  • コンソメ・・・・・・・・・・・・・1個
  • カレー粉・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
  • 酢・・・・・・・・・・・・・・・・・少々

◇◆ 作り方 ◆◇

  •  エビは背ワタをとり、鍋に入れて白ワインと塩を振り、蓋をして蒸し煮する。殻をむき、2cmに切る。蒸し汁は取っておく。
  • 1 の汁に水200cc、コンソメ、カレー粉をれて火を付けてコンソメが溶けたら一度火を消し、混ぜながら水溶き片栗粉を入れる。再び火を付け中火で約2分煮る。
  •  カリフラワーは軸の方から切れ目を入れ小房に分け、酢を入れたたっぷりの熱湯でさっと茹でる。
  •  器に温かい2のカレーソースを敷き、カリフラワーはツリーの形に並べ、エビ・みじん切りしたパセリをトッピングして出来上がり。