旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

とうもろこし とうもろこしイラスト  「お湯を沸かしてから畑に採りに行け。」と言われるほど鮮度が命!のとうもろこし。30℃では24時間で甘みが半分に減るほどです。買ったとうもろこしは、ひげを取り皮つきのままラップで包んで立てて野菜室へ。すぐに食べないときは茹でてラップし、冷蔵庫で3〜4日、または、冷凍保存を。
 米、小麦と並ぶ世界三大穀物のとうもろこしは、イネ科の植物。多くの品種がありますが、嗜好に合わせてより甘く柔らかい品種に改良されてきました。糖質が多く良いエネルギー源です。粒の皮にはセルロースという食物繊維を含み便秘の解消に、胚乳にはエネルギー代謝を助けるビタミンB₁、ビタミンB2やビタミンE、貧血を防ぐ葉酸など各種ミネラルを含んでいます。種でもあり実でもあるとうもろこしは、栄養の宝庫です。
  ところで、ひげ1本は実1粒につながっているって知っていましたか?ひげがふさふさしていて茶褐色のものは、実が充実し完熟しています。皮の緑色が濃く切り口がみずみずしく、ずしりと重いものを選びましょう。ひげを干したものは「南蛮毛」という利尿作用のある生薬になります。また、ヤングコーンは若い実(雌穂)を採ったものです。
 とうもろこしの茹で汁には、栄養や軸から出た旨みがタップリ。捨ててしまうのはもったいないですね。そこで今回の料理は、フライパン1つで茹でてその茹で汁を中華あんに利用してしまいましょう。
 夏の元気いっぱいの花「ひまわり」。お料理でひまわりを楽しんでみてはいかがですか?

フライパンで簡単!「ひまわりコーンの中華あんかけ」
料理の写真
* 材料 (4〜6人分) *
  • とうもろこし・・・2本
  • A
    (ほぐしたかにかまぼこ・・・8本分
    えのきだけ・・・1袋
    みじん切りしょうが・・・大1)
  • ホタテ缶・・・1缶(45g)
  • 水・・・400cc
  • 片栗粉・・・小2
  • 塩、こしょう・・・少々
  • 薬味ねぎ・・・小4

◇◆ 作り方 ◆◇

  • フライパンに皮をむき1.5cmの輪切りにしたとうもろこし、水、塩一つまみを入れ火にかける。沸騰してから蓋をして約5分ゆでたら、とうもろこしを取り出す。
  • 1の湯で汁に、A、とホタテ缶を汁ごと入れる。
  • 2〜3分煮込んだらいったん火を消し、具材をかき混ぜながら同量の水で溶いた片栗粉を入れ、再び火を点けてとろみがついたら塩、こしょうで味を調える。
  • とうもろこしをお皿に並べ、上に3のあんをかけ小口切りしたねぎをトッピングする。