旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

しいたけ  今回は、昨年12月に行われた「簡単!しいたけ料理コンテスト」にて「三重県知事賞」を頂いた作品をご紹介します。
 「しいたけ」の旬は春と秋。傘が開ききらず肉厚で裏側が白く、軸が太く短いものが新鮮で良質。原木に菌を打ち込んだ原木栽培が主流でしたが、最近はおがくずを使った菌床栽培も多くなりました。
しいたけイラスト  「しいたけ」は、低カロリーで食物繊維が豊富。悪玉コレステロールや血圧の低下作用、抗がん作用(レンチナンという免疫増強薬の原料)があります。日光に当たるとビタミンDに変わるエルゴステロールを含み、日干しすると旨味成分も増えます。しかし、最近の干ししいたけは機械乾燥が多いため使用前30分、かさの裏側を日光に当てるだけで、かなりビタミンDがアップしますよ(生しいたけも同様)。ビタミンDはカルシュームの吸収を助けるため、女性特に成長期の子供にお勧め。しかし、苦手な子供も多いのが「しいたけ」。
 そこで考えたのがこの料理です。地味な色になりがちなしいたけ料理ですが、れんこんの白、えび、カラーピーマンの赤、枝豆の緑で彩りを加え、油で揚げることにより、えびのプリプリ、すりおろしたれんこんのモチモチと食感の楽しさと栄養のバランスもプラス。形、味も子供好みですよ。また、しいたけは、日本料理三大旨味成分のグアニール酸(ほかグルタミン酸、イノシン酸)を含み、昆布茶を隠し味にすることで昆布のグルタミン酸とグアニール酸が1+1=2ではなく、旨みの相乗効果で美味しさが数倍アップしています。しいたけの苦手な子供も食べてくれました。ホッ・・・。ぜひ揚げたてをどうぞ。
 皆さんも、世界三大栽培きのこ(しいたけ、マッシュルーム、袋茸)の一つで、春の旬を迎え美味しくなる「しいたけ」を召し上がってみませんか?
えびとれんこんのしいたけボール
料理の写真
* 材料 (4人分) *
  • 生しいたけ(直径5〜6cm)・・12枚
  • れんこん・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
  • むきえび(ブラックタイガー)・・・・・100g
  • 卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1コ分
  • カラーピーマン赤・・・・・・・・・1/8切れ
  • 冷凍枝豆・・・・・・・・・・・・・・・12粒
  • A(片栗粉大1、昆布茶小1/2)
  • B(片栗粉大3、昆布茶小1)

◇◆ 作り方 ◆◇

  • 柄(石づき)を取ったしいたけの裏面に、Aを茶こしで振りかける。
  • 卵白を溶いた中に、すりおろしたれんこん、背わたを取り1cmに切ったむきえび、Bを入れ混ぜる。
  • 1」の裏に約大さじスプーン1杯の「2」をのせ、みじん切りカラーピーマン、枝豆を飾る。
  • フライパン2〜3cmに入れた油を170℃に熱し、「3」をしいたけの面を下にして入れ表面が焦げないように色よく揚げる。