旬のレシピ(タイトルイラスト)
料理・文・写真/T.Little Kitchen

<プロフィール> 京都女子大(食物)卒。アクティブ野菜ソムリエ。調味料ジュニアマイスター。全国料理学校協会教員資格を所持。料理講師、レシピ開発、講演、イベントなどで野菜・果物の魅力を伝えている。
TBS「はなまるマーケット」の“岡江・薬丸絶賛レシピ”に選ばれたり、数々の料理コンテストで入賞経験有。
三重県在住。2児の母。
「T.Little Kitchen」

白  菜  戦地から届いた野菜「白菜」・・・今では鍋物、漬物、キムチとなじみのある野菜ですが、日清、日露戦争の時、農村出身の兵士達がおいしいと中国から持ち帰ったことが全国で栽培するきっかけとなったとは、白菜しらなかったでしょう?本格的に普及したのは昭和20年後半です。  白菜はキャベツ、大根と同じアブラナ科。成長すると中心から菜の花に似た花を咲かせます。 イラスト白菜  最近は産地や栽培の工夫で年中出回りますが、旬は冬。寒さで甘みが増し一番美味しい時期です。カリウム、ビタミンCが多く高血圧、風邪予防に効果があり、食物繊維やミネラルもバランスよく含みます。  選ぶ時は、ずしりと重く巻きがしっかりしていて頭の部分を押すと弾力があるものを。カットされたものは、芯の高さが1/3以下で、葉が詰まり、断面が平らな物を選びます。古くなると中心部が盛り上がり条件が揃うと花を咲かせてしまうほどの生命力があり、葉の栄養がそのために失われていきます。また、芯の部分によくある細かい黒点は窒素の栄養過剰でできたもので食べても大丈夫ですよ。       冬場は新聞紙に包んで冷暗所に立てて保存。横にすると重みで下部の柔らかい部分が傷みます。カットしたものは芯の部分に栄養を運ばないよう切れ込みを入れ、水を含ませたペーパーをはさみラップに包んで冷蔵庫に。  今回は安上がりなのに見ためボリュームたっぷり。固くて残りがちな芯を繊維を切るように細切りし、葉で巻き込み、レンジが中心部から温める性質を利用して、芯を加熱し甘みを引き出しました。これなら子供も食べやすいですよ。短時間加熱によりビタミンCの損失も少ないです。調味料は昆布茶のみ。ベーコンの旨味とコーンの甘みが白菜から出た水分とマッチ。煮物でもない生サラダでもない、新(芯)食感の温サラダ!白菜そのもののおいしさをシャキシャキとした歯ごたえで楽しんでみませんか?
簡単!レンジでチン 白菜のロールオン・サラダ
料理の写真
* 材料 (4人分) *
  • 白菜・・・・・・・・ 6枚(外側の方)
  • ベーコン・・・・・ 12枚
  • コーン缶・・・・・130g
  • 昆布茶・・・・・・適量

◇◆ 作り方 ◆◇

  • 切り方1イラスト 葉一枚は、芯の部分を繊維を断ち切るよう5mmに細切りにし、葉の部分は 2枚にカット。
  • 切り方2イラスト 葉に細切りした芯をのせ、昆布茶を一つまみ(指3本でつまむ)ふりかけ、それを芯にして巻き込みベーコンを巻き楊枝で止める。
  • 一人分のお皿にコーン約30gを入れその上に白菜ロールを3コのせラップをして食べる直前にレンジ強で約3分チンする。(機種により適宜調節)